転職して1年を振り返り
転職して、約1年経過した。
そこで、転職のメリット/デメリットを振り返って見たいと思う。
まず、デメリットから。
1)給与が下がった。
これに関しては、ヘッドハンティングなどで転職したわけではないので、前の会社を退職する時から承知していたので、別に想定外ではない。
2)視野が狭くなった。
中小企業ゆえ、当然、狭い市場が守備範囲である。
それゆえ、待ちの姿勢では、様々な情報が入ってこない。
特に、会社の専門外の情報は、積極的に集める必要がある。
3)CAD、CAM、解析ツール、計測器などが貧弱。
これも中小企業の宿命か?
生産や利益に直結しない物はどうしても手薄になる。
ただし、私が入社してから、結構、買ってもらってはいるのだけど。
続いてメリットを。
1)一番の課題であった、社風があう。
前の会社の最大の退職理由であった、「社風」。
これが、今の会社では、かなり私にあっている。
前の会社は、全く逆で、
「技術は買うもの」
今の会社は、
「技術は作り上げるもの」「技術は継承する物」。
このギャップは大きい。
2)アットホームな雰囲気がOK。
中小企業ゆえのアットホームな雰囲気。
まあ、それがデメリットにもなるのだが・・・。
3)自由が利く。
先のデメリットと逆になるが、3D-CADや、オシロスコープなど、結構私の欲しい物を購入というか導入してもらえる。
無論、それなりの理由を述べて、導入してもらうのだから、効果を出さねばならないという重圧もあるのだが・・・。
まあ、そこは、前の会社で効果を知っている物を導入するのだから、問題は無い。
4)何でも自分でやる。
メリットであり、デメリットでもあるのだが、専門外の事もしなくてはならない。
私の専門は機構設計だが、「回路設計」「ソフト設計」「微細加工」など、何でもやらなくてはならない。無論、日々勉強の毎日である。
今では、簡単なマシニングセンタくらいは動かせるようになった。
それに、簡単な発振回路、オペアンプ、あとはロジック系の簡単な設計は出来る。
全部”簡単な”が付くところが問題ではあるが・・・。
ちなみに、前の会社での知識が物凄く役に立っている事は言うまでも無い。
5)家庭での時間が確保できる。
前の会社は、仕事前に掃除する事で有名な会社で、サービス残業も当たり前。
今の会社は、少なくとも、仕事前の掃除は無い。
それに、フレックスなので、ある程度時間に自由が利く。
6)私のやりたかった、医療・福祉関係の仕事が出来る。
最後に最大のメリットを。
中小企業なので、何でも手を出す。
近年は、医療・福祉関係に進出しないと、付加価値が取れない。
まあ、医療・福祉関係が、必ずしも儲かる訳ではないが、単純な工業製品よりは良い。
ただし、一般のエンジニアにはハードルが高く、困っていた。
そこに、最低限の知識・技能があり、それなりの人脈(医療・介護関係に)もある私が入社したので、会社にとっては、「渡りに船」だったようだ。
これに関しては、今現在、ほとんど、好き勝手にやらせてもらっている。
このように、並べてみると、メリットの方が多い。
まだ、1年しか経過していないので、判断するには早いが、今のところ大成功であろう。


