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2006年8月 6日 (日)

長野県知事選 結果

知事選も終わった。
すでに、結果も出た。(もっとも「当確」だが)

当確・・村井仁

(これで、明日の朝ひっくり返っていたらすごい驚く!)

まあ、ある程度予想していた事なので、驚きはしない。
ちょっと予想外なのは、得票差が結構あることだ。
まだ、郡部の開票しか終了していないので、最終的に都市部で若干、差は縮まるかもしれないが、2/3が村井仁に入っている感じだ。

あと、予想通り、投票率は、前回に比べて、10%程度下がっている。
特に、都市部が、著しく低い。
元々、田中支持派は、こういった都市部の人たちがメインだったので、その人たちが投票に行かなければこうなるだろう・・・。

村井仁の当確後のコメントが印象的だった。

「田中県政も色々な点で県民から評価されていたのは事実である。その点は継続していきたい。」

といった趣旨のコメントだった。

大人だ・・・。

ここが、田中康夫との違いで、今回票を伸ばした理由か?

後は、従来の馴れ合い県政に戻らない事を期待したい。
何しろ、自民、公明、連合など、ほとんどの団体が指示したのだから・・・。

心配だ・・・。

頼みますよ!!

長野県知事選

今日は、長野県知事選挙の投票日。

もちろん、投票に行った。

しかし、今回ほど、投票に困ったことは無い。
正直に言って、「白票」を出そうかと思ったくらい・・・。

田中康夫:
・現職、小説家
・支持政党・・・新党日本、共産党、他 勝手連

村井仁:
・元国会議員、会社役員
・支持政党・・・自民党、公明党、連合 他

正直な私の感想として、

1.昔の県政に戻るのは絶対にイヤ。
  (オール与党の馴れ合い県政)

2.でも県政運営はスムースにしたい。
  (今の県議は、知事の言う事は、全部反対。)

村井仁が知事になれば、県政はスムースに動くだろう。
何しろ、県議のほとんどが、村井仁を支援している。
でも、そうすれば、

かの劣悪な吉村県政に戻ってしまう恐れが大きい。

でも、

田中康夫も、いい加減、調子こきすぎ。

県政すら、満足に出来ないのに、新党日本なんて立ち上げて・・・。
何様のつもりだ!!
って感じなので、今ひとつ・・・。

前回の選挙では、私は、勝手連の一人として、田中康夫を支持した。
何しろ、県議のいじめとしか思えないリコールだったから。
それに、ここまで、田中康夫が羽目を外すとは思っていなかったし。

そんな訳で、今回は、全く応援する気にならないので、頼まれたが、見てただけ。
調度、二人の中間の人がいれば、応援するのだけど。

みんな、私と同じような感覚なのだろうか?
投票率が上がらない理由のひとつが、投票したい人がいないから?

一応、白票ではなく、記名してきたが、誰かは内緒。

さて、どうなる事か?

2006年6月 4日 (日)

旦那の家事支援制度の導入

やはり、就職すると、なかなかブログを書く時間が取れない。
いや、正確に言えば、時間はあるが、その時間があれば、寝たい・・・
と言うのが本音。

まだ、入社して2週間。
断っておくが、上司は、決して、無理は言わない。
それに、みんな私の事を気遣ってくれる、とても良い職場である。
それでも、私自身の体力も落ちていたし、精神的にもプレッシャーを感じて疲れるのだろう。

早く慣れて、成果を出さねば、給料ドロボウになってしまう・・・。

話は変わって。
昔は、就職して、本当は、家事から手を離すつもりだった。
ところが、実際に家事の大変さを味わって見ると、会社から帰宅して、ふんぞり返る気になれない。
妻もパートで働いているので、条件はたいして変わらないのだから、
「何か手伝わねば」
って気になってしまう。

で、出来る範囲
・洗濯物を畳む
・布団をひく
・休みの日に洗濯
程度は、気付いたらやるようにしている。

世の中の男性のみなさん!!
一度、奥さんの家事を手伝って、主婦業の大変さを味わって見て欲しい!!。


「家事、子育ては女の仕事だ!!」
なんて、ほざけなくなるはずだ。

でも、会社で一生懸命働くと、家で何かするのが嫌になるのも分かる。
(私も、いつまで、家事のお手伝いを続けられるか・・・)
となると、
で、夫が家事を手伝えるような、社会環境にしなければ!!

例えば、
・家事支援早期退社制度
・家事支援休暇制度

などを、行政側で法制化して欲しい。

無論、企業側にとっては、痛手だと思うが、そういった制度を設けた企業の法人税を減額するなど、ぜひ、考えてもらいたい。
まあ、制度化された、育児休業すら、まともに取れない現状。
制度化しても無理か・・・。

でも実現すれば、少子化対策になるはずだ。
ぜひ、考えて欲しいものだ・・・。

2006年5月 7日 (日)

懐かしや ’80s その6

’80年代といえば、やっぱり、”バブル”の一言で尽きる。

とにかく、日本中が、景気良く、右肩上がりで、何でも成長すると信じていた、あの夢のような時期。
極端な事を言えば、自己満足の無限ループに陥ったかのごとく・・・。

経済の評論家でも、政治家でもないので、専門的な事がはわからない。
でも、私にも、ひとつだけ、わかる事がある。
「その物が持つ真価以上に、価値を付けるとろくな事がない。」

まさに、バブル期はこの状態。
猫の額のような狭い土地を担保にして、運転資金にして、次の土地を購入。そしてまた次へと地上げする。所詮、その土地はその土地なりの価値しかないのに、その数倍の担保を設定して・・・。
いつかは、破綻するわな。

つい最近、似たような事件があった。
そう、ライブドアの株の一件だ。
ライブドアなんて(失礼)元々、Linuxとか、わずかなソフト販売を手がけていた会社が、ちょっとした波に乗り、実際の価値以上の企業に、”周りが仕立ててしまった”のだと思う。
周囲の人が、冷静に、その企業の真価を見極めれば、こんな事にはならなかったはず。

バブル期には、似たような企業がたくさんあった。
・レイトンハウス
・フットワークインターナショナル

また、ちょっと前には、ITバブルなんてのもあったな。
”IT”って付けば、”何でも伸びる”みたいな感じで・・・。
結局、企業や、本人では無く、周囲が冷静さを失ってそうなるのよね。

今、心配なのは”中国”バブルかな?
各企業とも、こぞって中国へ進出するが、低賃金がそれを支えているのは周知の事実。
中国政府が、それなりの”最低賃金”を義務化したら、一気にそれが崩壊するのでは・・・。

まあ、上記のいずれにもタッチしていない、と言うか、タッチできるほど金が無い。
私には心配ない、心配しても手の届かない話か・・・。

2006年3月25日 (土)

電波利用料って知ってる?

「電波利用料」という物をご存知だろうか?

今日、総務省から、
「電波利用料のお知らせ」
という通知が届いた。

アマチュア無線をやっている方はご存知だと思うが、アマチュア無線をするには、電波利用料を支払う必要があるのだ(500円/年)。まあ、税金みたいな物だ。

届いた通知を見ると、色々と使い道から収支まで書いてある。
・電波監視業務の充実
・周波数逼迫対策の為の研究開発
・特定周波数変更対策業務
・無線システム支援業務
要するに、
「限られた電波という資源を有効に活用しましょう」
「そのために皆さんのお金を使っています」

ってな内容なのだ。

収支をみて驚いた。
歳入額:619億円!!!!
物凄い額だ。どこからこんなに集まるんだ?
アマチュア無線家だけじゃ、ここまでは集まらないよな・・・と、説明をよく読むと、ありとあらゆる無線を使う所から、お金を取っている。
皆さんの携帯電話も料金を取られているのだ。
およそ、600円らしい。
(金額は不確か)

そのうち、無線LANにも利用料を取られるのでは・・・とびくびくしている。
実は、もう取られていたりして。

まあ、電波も限られた資源に違いない。
その有効活用のためなら、わずかな額の支払いもやむなし。
でも、地上波デジタルTVなど、はた迷惑な事に使われるのは気に入らない。
(この意見は、また後日。)

2006年3月 9日 (木)

企業は「西高東低」?!

今日は、西高東低の話。

と言っても、気圧配置ではない。取引先に対する、企業の態度のことだ。
前職時代に、家電・住宅設備・情報関連機器など、様々な企業とお付合いさせていただいた。
その経験から、企業の感じ、従業員の態度が、
「西高東低」
なのだ。

関東系のメーカ:
・紳士的な人が多い。
・たとえ格下相手でも、決して見下さない。
・こちらの言い分も聞いてくれる。
 聞いた上で、問題点を指摘する。
・あまり無茶を言うことは少ない。

関西系のメーカ:
・どちらかと言うとヤクザな感じ。
・ちょっと格下だと感じさせると付け上がる。
・何を言っても、聞く耳持たず。
 一方的に言い捨てておしまい。
・こちらの都合など関係なし。

もちろん、仕事なので、関東系のメーカでもキツイ事は言う。
「どうしても今日中に上げてくれ!!」
「徹夜でもやれ!!」
と言われる事もあるが、それが終わればキチンとお礼を言ってくれる。
しかし、関西系は、わがままをかなえてくれて当たり前。出来なければ切られておしまい。
まあ、例外は当然あり、関西系の人でも、紳士はいるし、その逆もある。

そういえば、
「関西のメーカは元気があるな~。」
などと解説している経済評論家がいたな・・・。
実は、ヤクザまがいの事をするから、景気が良いのよ。
無論それだけじゃないけどね。

2006年3月 4日 (土)

中国の技術大国化へ

先ほど、NHKスペシャルを見ていた。
内容は、「中国が自動車大国を目指す」といったものだったのだが、その中で度々

「海外の良い技術を取り入れる」
「特許切れの技術を使う」

というようなキーワードが出てきた。

つまり、自分で開発するより、他社で開発した物をパクッちゃえってことなのだが・・・。
日本も、このパターンで経済成長したのは事実なので否定しないが・・・。
余りにやり方が酷いと、ちょっと萎える

実話その1)
我々の設計したモータユニットが、そのままコピーされて中国で作られ、販売された。
・相手のカタログの写真が、我々のカタログ写真そのまま。(笑)
・設計不良で部品あけた穴まで、コピーされていた。(爆)

まあ、コピー品の原則というのがあって、
”ちょっとしたエンジニアのプライド”
で、フルコピーしないで、改良を加えると、概ねそこにトラブルが出る。
だから、フルコピーしたのは正解!。

実話その2)
中国の工場で、現地採用社員は、ライン長クラスになると、競合または中国の会社に転職する。
早い話が、自分のスキルさえ身に付けば、どこでも給料の良いところにいくのだ。
場合によっては、スパイもどきで、潜入する事もあるとか・・・。
ある意味、正しい選択。日本の義理人情なんて無関係。

実話その3)
値段の安さから中国メーカに成型部品を依頼した時、図面をそのまま競合に流された。
逆に、競合の図面を入手したこともあるけど・・・。

と、あまり良くない話ばかり書いたが、中国メーカには、正直言って負ける。
何しろ相手はほとんど賃率0円なのだから、24時間体制で操業は当たり前。
逆に動かさないと、機械、建物、土地のムダ。

こんな状態なら、北京五輪には、かなり中国メーカも発展している事だろう。
家電メーカの、ハイアールを見れば、概ね予想できる・・・。

2006年3月 2日 (木)

使い捨て文化って

日本で、PSE問題として騒いでいるのは、主として、
「中古品はPESマークが無いから流通経路が無くなる。」
「中古販売できないから、廃棄するしかない・・・。」

ってことらしい。

EUのRoHSも、廃棄時の環境悪化を防止する為に、有害物質を規制している(無論使用時の人体への影響、環境悪化も含む)。
結局これも、捨てることを前提にした話だ。

最近よく聞く話で、自分自身も体験しているが、
「直すより、新品買ったほうが安い。」
ので、直さずに、新しいのを購入する。

あぁ~ もったいない。
何か、どこかおかしくないか?

自然食品だ、大気汚染だと騒ぐのに、何故、この点はマスコミは取り上げないのだろう?
やはり、スポンサーの多くが様々なメーカだからだろうか?
新聞や、TVで、

「買わないで直しましょう!」
「使い捨て文化からの脱却を!!」

なんてキャンペーンやったら、メーカが、スポンサーから降りちゃうだろうな。
新品を買ってもらわないと、メーカは利益が出ないから・・・。

でも、ヤッパリ資源の節約と言う観点からすれば、直すべきだと思う。
って書きながら、以前に自分が設計したモータユニットなんて、
”一度作ったら直せない(正確には直しにくい)構造”
だったりする。

安く作るには、ネジ止めを接着や、溶着にして、部品点数を減らしたり、作業工程を短くしたりする。それゆえ、なかなかバラせない。で、結局修理できなくなる。
修理出来るように設計すると、高くなり買ってもらえないし・・・。

車のバンパーもそうだ。あんな樹脂一体成型じゃ、割れたら最後、全交換の方がお得。
パテ盛ってバフかけて焼付け塗装なんて、いくらかかることやら・・・。

家電リサイクル、自動車リサイクルって、結局捨てる事が前提でしょう?
「捨てるより、直す」
そんな、世の中にならないものかな・・・。
って、経済が停滞しちゃうか・・・。

でも、あぁ~ もったいない。 

2006年3月 1日 (水)

RoHSって知ってる?

昨日に続いて、また規格の話。
RoHS指令というのをご存知だろうか?

日本語に訳すと、
「電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する欧州議会及び理事会指令」
という長い名称になる。(もちろんRoHS自体が略称なのだが。)

簡単に言うと、
・EU諸国で販売する電気、電子機器は、
・次の6品目を、規定値以下の含有率にしないと、
・’06.7.1以降は、販売できない。

1)鉛
2)水銀
3)カドミウム
4)六価クロム
5)PBB(ポリ臭化ビフェニル)
6)PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)

ということである。

もちろん、
「それが無いと作れないジャン」とか
「そりゃ、現実的にムリだよ」などというものには、例外規定がある。
・蛍光管中の水銀。
・特定の材料中の鉛含有。
 (銅系なら4%以下、アルミ系なら0.4%以下など)
・不純物としての含有。
 (この解釈があいまいで・・・どこまで不純物なの?って感じ。)

で、前職時代に、この調査などの担当を任されて、苦労した。
何しろ、顧客からは
「早く結果よこせ」
「早くRoHS対応しろ」

といわれるし、仕入先からは、
「なにそれ。RoHS?」
「そんなのムリに決まってるでしょ(怒)」

などといわれる。
もっとも、一番苦労したのは、直接相手と接する、購買と営業で、技術の私ではないが・・・。

SONYや、松下など大手家電メーカは、早くから
「グリーン何とか」
と言って自慢しているが、その内情は、単なる下請け泣かせ。

確かに、SONYクラスだと、材料メーカなども、色々と配慮し、データも公開し、対応する。
しかし、中小企業では、そんな大手と違って、

「SONYさん以外には、企業秘密のため公開できません。」

なんていわれたりする。厳しい!!
皆さん、大手メーカの「きれい事」の裏には、中小企業の泣きがあるのよ。

で、RoHS指令まであと半年。
PSEとは違って、EUの話なので、日本では混乱しないか・・・?。

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2006年2月28日 (火)

PSEよりUL(難燃)

昨日、PSEに関して書いたので、忘れない内に、そんな感じの内容を少し。
製品の安全性という観点で、「燃えない、燃えにくい」という物がある。

”UL”をご存知だろうか?
エンジニアでなければ、耳にしたり、マークを目にしたことはあるかも・・・って程度だと思う。

簡単に言えば、
・電気製品、電気製品に使われる部品の
・火災などの事故を防止する為、
・規格制定と試験を行い、その基準にて認定を行う
・アメリカの民間非営利団体。

である。

詳細は、ULサイトで確認して欲しい。
また、三菱電機のサイトに分かりやすい解説がのっているので、参照して欲しい。

http://wwwf2.mitsubishielectric.co.jp/melfansweb/index.php?addr=/melfansweb/inv/details/yogo/y_u_001.htm

アメリカでは、ULは法規制では無い。しかし、かなり権威のある規格のため、
「UL認可」または「UL認可品、認可材料使用」
は、必然となる。

で、私が前職時代は、これでかなり苦労した。
家電製品の場合、
・難燃性(燃えちゃ困るから)
・耐トラッキング性能(ショートしちゃ困るから)
の両立を求められる
が、現実的に、それらを高いレベルで両立させた樹脂が無いのだ。

たとえば、
・POM(ポリアセタール樹脂)
  難燃性は△、耐トラッキングは○。
・PBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)
  難燃性は○、耐トラッキングは△。
といった感じだ。
基本的に、難燃材料は、表面をすぐに炭化させ、それ以上の燃焼を防ぐ仕組みらしい。その為、炭化してしまうと、逆に電気が流れやすくなり、耐トラッキング性能が落ちるのだ。

両立出来る材料も世の中にはあるらしい。しかし、それ以外の機械的な特性も満足させるのは当然だし、コスト面でも利益の出る材料を使わないと意味が無い。となると、選択肢は限られ、最後は試験して試してみる。
実際に燃やしてみたり、高電圧をかけて見たりと、テストは入念に行うのだが、樹脂が燃えると非常に臭い。
室内がその匂いで充満し、他の人に白い目で見られる。

話は戻って、
ULは、民間非営利団体であり、非常に歴史も長く権威のある団体。かつ法的にUL取得が必須では無いことが、日本のPSEとは違うところ。
だから、「天下りの為の」「誰かの懐を暖める為」などと嫌味を言われ無い。(本当の所は私も知らないが、そういう、うわさがある。)
見本の行政も見習って欲しい。

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