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2007年7月22日 (日)

人体の不思議展 学術ではなく見世物へ

長野市で開催されている「人体の不思議展」に行ってきた。

私は、’95年に、開催された時に、わざわざ長野から横浜まで、この展示会を見に行ったのだが・・・。

率直な感想。

なんじゃこりゃ?
’95年の時に見たのと、全然違う!!
雑だな・・・。
内臓系の展示がほとんど無い。
みんなアジア系じゃん。
学術的な解説も無い。

と、物凄く落胆してしまった。

何かが、前回と違う・・・。

そう感じて、調べてみた。
すると、出て来る出て来る。色々なことが。

1)横浜の時と製法が違う
横浜の時は「プラスティネーション」という技術
今回は、「プラストミック」
何が違うのかは、詳細はわからないが、とにかく、”手抜き”製法のようだ。

2)目的が違う
横浜の時は学術的意図が強い。
今回は、どうも、”見世物”。
営利目的のようだ。
(もちろん、横浜の時もボランティアではなかったと思うが)

3)献体が違う
このあたりから、少々生臭い話に。
どうも、今、全国を巡回中の、「人体の不思議展」で展示される標本は中国の”工場”で作られているらしい・・・。
しかも、献体は、中国の死刑囚といううわさが・・・。
無論、本人の意思確認がなされているかも不明。

そういえば、’95年の時には、欧米系の献体だった。
それを考えると、上記のうわさも、何となく本当のような気がする・・・。

このような、医学生が解剖学を学んだり、医学の進歩のための解剖などに用いる場合は、もちろんのこと、今回のような展示会こそ、御本人の尊い意思で提供されなければ・・・と私は考えている。

少なくとも、’95年の横浜の時には、
「御本人の尊い意思により、このような展示ができました」
といったコメントが、いたるところに書いてあった。
もちろん、単に言い訳や、日本人の感情に配慮しての記述かもしれない。

しかし、どうしても、最近の展示は、
・日本人のイベント屋が儲けたい
・中国政府が外貨を稼ぎたい
・どうせ、死刑囚だから本人の意思なんて関係ない。

という気がしてならない。

さらに問題なのが、この展示会に、
後援:県の教育委員会、医師会など
協力:信州大学医学部
と名を連ねている事。

もし、先に書いたうわさが事実なら、教育委員会や医師会、医学部が協力するなんて・・・。

私の見方が悪かったのかもしれないが、少なくとも私には、学術的な意図は見出せなかった。
とても残念でならない。

2006年1月10日 (火)

VB入門とJava

主夫業の合間を見て、VBの勉強をしている。

前の会社に在籍中に、VBA(forExcel、Access)は、やったことがある。
今、勉強しているくらいで、ソフトの専門家ではない。
業務上、必用に迫られて、システム部署の方に泣き付いて、最低限の雛形を作ってもらい、後は自学自習で、コーディング~デバッグをして、作り上げた。

何とか作り上げた程度なので、振り返って、もう一度勉強しようと、図書館から、VBの入門書を借りてきて、読み始めた。
VBは持っていないので、ExcelのVBA画面で真似しながら読んで行く。

なんだ、VBとVBAって、ほとんど同じか?

逆に、VBよりもVBAの方が、アプリケーション依存のコマンドで、色々なことが簡単に出来そうだ。
もちろん、VBをマスターすれば、より高度なことが出来るのは承知している。

以前、作ったのは、Access中心で組んだのだが、
・Excelシートでデータを入力
 (一般ユーザは、Excelなら使える。Accessは使えない。)
・Accessに取り込みDB化
・フィルタ、ソートなどは、Accessにて実行。
・Excelシートに、必用書式で出力する。
と言った物だ。

基本を知らないまま、入門編はこなしていたことに、今気付いた。
しかし、このままだと、変な癖が付いてしまいそうだ。
早く次の実用編を借りてきて進まねば・・・。

その前に、VBの入手を検討せねば・・・。
金欠だし、どうしよう。

そうだ、Javaだ!
あいつは確か、タダのはず。

と思い立ち、図書館から「Java入門」を借りてきた。
すぐに読み出したが、たちまち混乱。

まずい、VBと混ざる。

結局、VBもJavaも中途半端でとまってしまった。
どうしよう。

2006年1月 2日 (月)

理系離れ防止 電子工作 その2

今日も、昨日に引き続き、甥っ子の付き合いで、ラジオを作った。

今日は、検波とアンプを内蔵したIC搭載と、増幅用Trも持ったラジオだ。
昔なら、「2石ラジオ」とでも言うべきものだろうか?

2回目なので、手馴れたものだ。
子供の吸収力は早い。

あっという間に組みあがり、今回も簡単に受信成功。

こんなに簡単でいいの?って感じ

に見受けられた。

今回のラジオは、昨日の鉱石ラジオと違い、単5乾電池を電源に使用するもの。
ここで、電源の要/不要の説明をすべきだろう。しかし、

鉱石ラジオは、電波のエネルギのみを使って音を出している。
電波にはエネルギがあるんだね。
でも小さい音だったよね。
今日のは、その小さな音を、電池のエネルギで大きな音にしている。

程度の説明しか出来なかった。

情けない。

今まで、色々と理系離れの原因を、他人の責にしてきたが、
自分でもろくな説明が出来ないではないか。

本来ならば、何か面白い説明や、次のSTEPに進ませるようなアドバイスをすべきなのに・・・。

理系離れを他人のせいにして、ゴメンナサイ。
自分の実力の無さ、説明の難しさを実感しました。

2006年1月 1日 (日)

理系離れ防止 電子工作 その1

以前に書いたように、甥っ子が、ラジオを作りたいというので、その指導をした。

小姑のように口を挟むだけではなく、きちんと、
 なぜそのようにしなければならないか?
と言う理由を説明して、指導したつもりである。

今回作ったのは、鉄心コイルと、ゲルマニウムダイオードを検波に使った、いわゆる
 「鉱石ラジオ」
と言うやつで、この手の電子工作入門では誰しも避けては通れないものだ。

今回の鉱石ラジオは、キットになっていて、簡単なプリント基板と、実装図、おまけ程度の回路図も付いていた。しかし、この

実装図と入っている部品が異なる
(電気的には同等なのだが、形状が違う!)

為、初めて触れる甥っ子にとっては、かなり不親切なものだった。

・半田コテを温め、
・部品を載せて、
・コテ先を、部品に付けて暖め、
・半田を流し込む

と一連の半田付け手順を教え、後は、見守り、怪しい時のみ声をかける。
今回使用したのは、鉛フリー半田では無いので、それなりにきれいに仕上がるはずなのだが、そこは初心者、テンプラ、イモ半田など多数。
 まあ、初心者ってそんなもんだよね。回数を重ねないと。

一応組みあがり、イヤホンを装着し、壁面のAC100Vのコンセントの片側にアンテナを差し込む(商用電源ラインをアンテナに代用するタイプなのだ)。そして、バリコンのつまみを回す。すると、ガガガッというノイズの後、
 「長野県、今日の天気は、・・・」

受信成功!! 甥っ子の表情が、明るくなりテンションがあがった。
ものすごい、満足げな表情だ。

私も、指導した立場として、無事完成して、ほっとした。
本来ならば、ここで検波の仕組みなどを解説すべきだろうが、まあ、まだ早いか。

私も、小学5年の時に作成し、自分で半田付けして、ラジオが受信できた時の感動はいまだに覚えている。
動作原理などは、全く持って理解できなかった(今も本当に理解できているのか疑問ではあるが・・・)が、
 単なる巻線と、小さな部品で、ラジオが聞こえるなんて!!
と、驚きを隠せなかった。

鉱石ラジオの成功が、私の進路(理系への道)を決定つけた要因のひとつであるが、甥っ子は果たしてどうなることだろうか・・・。

前にも書いたが、決して、

「面白くないから理系離れ」では無いことが良くわかった。
自分で作った物が動けば、ヤッパリ誰でも面白い。
・面白く無くなる
・面白さを体験できない
・面白さよりお金
など何か原因があるのではないだろうか・・・。

2005年12月30日 (金)

理系離れって本当?

今日は、久しぶりに本来のブログである、本日の事
書いて見たい。

今年は、ニュースなどで、学生の理系離れが報道されていた。

 果たして本当に理系離れが起きているのだろうか?

 だとしたらその原因は何にあるのだろうか?

今日、甥っ子を迎えに(親より先に帰省させるため)行った。
甥っ子は、近くの高専で、DCモータを使った風力発電機
などを、体験学習して、そっち方面に興味を抱いたそうだ。
で、今回はラジオのキットを自分で作って見たいと言い出した。

私は、精密機械系が専門のエンジニアであったが、それ以外にも
第二級アマチュア無線技士などという資格もあり、電気・電子系も
それなりに知識はある。
また、じじ(私から見れば父親)も、アマチュア無線をしていたので
電気系にはそれなりに知識がある。
で、甥っ子は、正月休みにそういった話をしたかったそうだ。

話を聞いてみると、甥っ子は、図書館などで、「子供の科学」とか
そういった理系の子供向け雑誌を読み、雑誌に記載してあった
スクリプトなどを使って遊んでいる
そうだ。

また、父親(私からすると兄貴)の、AdobeのDTPソフトなどを
使って、ガシガシ遊んでいる
そうである。
さらに、夏休みに帰省した時には、岩石の収集もしていた。

つまり、子供なんて興味を持てば、いくらでもそっち方面に
進んで行くのではないか?

もし仮に、本当に理系離れが進んでいるのであれば、それは

教師が、子供達に理系の面白さを伝えていない。

のでは無いだろうか?
それが証拠に、最近の人気TV番組の多くは、理系の面白実験や
幾何系(パズルなど)のクイズをやっている。

つまり、理系には存在的に興味があるのに、それを引出して
やれないのでは?

もしくは、打算的に、

文系の方が進学しやすい(本当か不明)

とか

文系の方が高給取りの職業に就ける

などと考えるようになるのだろうか?
確かに、理系では、がんばってもメーカ系の部長止まり。
田中さんみたいにノーベル賞受賞なんて例外もあるが。

甥っ子が打算的に判断しないことを祈るのみである。
って勝手に思っている。

まあ、文系に進んでも甥っ子の人生だから良いけどね。

で、本日は、ホームセンターにて半田こてを購入。
私所有の、半田、こて先ふきスポンジ、FMトランスミッターキットを
プレゼントした。