つい先日、KDX200事を書いたばかり・・・。
「今度は、ローダウンリンクだ!!」と・・・。
半月も経たないうちに次のバイクになるとは・・・。
そう!!買い替えてしまったのだ。
TLR200に!!
その理由として
1)KDX200は足がつかない。
ローダウン化しても恐らく”バレリーナ状態”になってしまうから。
2)元々、トラ車が欲しかった。
過去のバイク歴で、トラ車に乗った事が無く、トラ車に乗ってみたかった。
3)防災用
神戸の震災、新潟の震災のあと、OFFの小型車が欲しかったが、ガレ場を乗り越えるには、やっぱりトライアルでしょ って感じで・・・。
まあ、他にも色々な理由はあるけれど、一番は防災用かな?
中国の地震の前に契約したので、その影響では無いけれど、あの状況を見ると・・・。
私の住んでいる所は、山や沢に囲まれている。そのため、地震や大雨になると、土石流や、山崩れの可能性が大きい。家の裏山は、”急傾斜危険地域”に指定されているくらい。
私は、地域の防災無線担当をしているので、災害時には、あちこちの沢に状況調査に登る必要がある。そのような時は、車なんて無理。となると、バイクか自転車、あとは徒歩。最後は自分の足になるが、その限界までは、原動機が欲しい。
とまあ、そんな理由で、TLR200を購入した。
少々乗ってみての感想は、
1)スリム!! 足付き性も良い
さすがは、トライアルバイク。とてもスリム。まあ、最近のトライアルバイクに比べれば、まだまだ太めかも・・・。でも、最近のトラ車はシート無いもんね。あの骨だけのバイクもそれはそれで、割り切っていて好感が持てるが、競技に使わないとなるともったいない。
2)キックがつらい。
XT250、セローなど、4stシングルにものっていたので、平気平気と油断していたが、結構つらい。なんか癖がある。パシっとかかれば良いが、一度機嫌を損ねると、もう大変。足がツルまでキックをするはめに。ケッチン食らうと、ものすごく痛いし・・・。
3)シフトが慣れない。
リンク無しのシフトペダルなので、シフトアップは、”かかと”で。(これでわかる人はすごい!!)実はリンクを外して、ダイレクトチェンジにしてあるので、ステップに足をのせたままでは、ペダルに足が届かないのだ。
4)メチャクチャ ギヤ比が低い。
ローなんて、ほとんど止まった感じ。セカンド発進でも十分。山上りするには、このくらい低い方が扱いやすいのだけど、町乗りは無理だな。
5)おまけみたいなブレーキ。
最近まで乗っていたバイクが、大型のツアラーばかりなので、それと比べると、まるでおまけ。まあ絶対的な速度、車重、タイヤが違うので、これでも必要にして十分なのだけど。
早速、山に行って来た。
のぼりもコトコトといくらでも気持ちよく上れる。
くだりも、本当にゆっくりと、ガレ場でも沢でもOK。
本格的な、トライアルごっこはまだ出来ないが、夏に向けて練習しよう!!
数年前に、愛車をドナドナしてしばらく経つが、また、悪い虫が・・・。
そう。とうとう、またバイクを購入してしまった。
今回のバイクは、KDX200。
オークションで、OFF車を探していたのだが、そんな時、偶然目に留まったのがこれ。
激安!! しかも、近所での出品!!
こんな事は二度と無い!!
と、勢いに任せて購入してしまった。
購入時の状態は、おおむね次の通り。
1)フレームナンバーから、KDX200の初期型と思われる。
2)フロントフォークは、後期型の倒立に換装されている。
3)エンジンは、レーサーのKDX200に換装されている。
そのため、混合仕様。
4)前後ともタイヤは、エンデューロ。
5)廃車スミ。
6)メータ類は不動。
7)フロントブレーキ甘い。
という事で、乗り出す前に、多少手を入れる必要がある。
さらに、当方の身長では、足がつかない!!!
ので、ローダウンも必須。
まずは、リアのイニシャルを目一杯に緩くして・・・
次に、フロントフォークを突き出して・・・。
しかし、ここまでやっても、まだ、バレリーナ状態・・・。
次は、ローダウンリンクに換装だ!!
レゾネータを除去して、ラムエア(?)仕様にして数週間。
確かに、ぬうわKm/hくらいで走ると、効果があるかもしれない。
つまり、「それほどは感じられない」ということ。
やっぱり、遊びのラムエアじゃダメか・・・。
ちょっと気になったので、ボンネットを開けて見た。
すると、ラムエア用の、アルミパイプが、切れている!!
どうも、振動で切れてしまったようだ。
たしかに、まじめに固定しなかったのは事実。
しかし、共振でここまで切れてしまうとは・・・。
アルミパイプを取り外し、エアクリBOX内を見たら、枯れ葉が・・・。
うぅ〜ん。
やっぱり、フレッシュエアが入っていた事は間違いない。
これで、きっちり、排気系も調整して、燃調もあわせれば、良い結果が出るかもしれないが、そこまでは、とても手が回らない。
どうせ、お金をかけるなら、きちんと、スズキスポーツのパーツを組む。
まあ、それほどの効果も無かったし、遊びは終わりにしよう。
スイフトスポーツのレゾネータの除去の続きの話。
今までは、レゾネータを取り外し、純正の空気取り入れ口とエアクリーナBOXを、アルミの蛇腹パイプで接続していた。
これは、これで、結構よかった。
低速は若干細った気がするが、元々ハイギヤードなスイスポなので、問題ない。
吸気音もそれほど気にならない。
燃費も、ノーマルとほとんど変わらないか、良いくらい。
でも、何か物足りない。
やはり、ここは、ラムエア仕様だ!!
と、次なる改造に踏み切った。
といっても、たいした事はしていない。
今までのアルミパイプの引き回しをかえて、フロントグリルから直接、空気を取り入れるようにしたのだ。
まずは、ホーンを外して、エンジンルーム内の適当な位置に移設。
スイスポのフロントグリルの中で、唯一、ラジエタなどと干渉しない、一等地にホーンがついているのだ。ここを使わない手は無い。
次に、アルミパイプを、”グニっっ”と曲げて、今までホーンのあった位置に引き回す。
カムカバーとフロントグリルの間は結構狭くて、うまく引き回せない。
ちょっと、つぶし気味にして、無理矢理押し込む。
すると、こんな感じで入る。
その後、つぶした所を割り箸などで、内側から押し広げる。
フロントグリルからは、中々アプローチしにくく、きれいには広がらない。
とりあえず、フロントグリルから、ダクトが見える。
この状態で、何も固定しなくても、押し込むくらいに狭いので、ガタはない。
それに、ボンネットで押さえつけるので、振動しても問題ない。
さて、この仕様で走ってみた。
低速側は、以前よりも太くなった気がする。
ただし、レスポンスは若干悪くなったように思える。
吸気管長が長くなったためか?
それとも気のせいか?
さあ、本題のラムエアの効果は?
高速で走ってみた。
制限速度程度では、何も感じない。
そこから踏み込んでも、今までより加速が良くなったとか、パワー感があるとか、効果は何も無い。
ダメだコリャ。
と思いながら、そこから加速。
ぬうわKmくらいで走ると、確実に今までよりは、回転数が低い。
おおむね300〜500rpmは低い回転で走れる。
また、いままでは、そこからの加速はキツかったのだが、結構いける。
ぬおわKmくらいでも、まだ加速していく。
う〜ん。
やっぱり、このくらいスピード出さないと、効果が出ないのか?
それとも、燃調をきっちりセッティングしなくちゃダメかしら?
実際に、エアクリBOX内の圧力を測定してみたいが・・・。
そうすれば、次の手が打てるのだが。
まあ、金をかけずに、こんな、インチキ臭いチューニングというのも恥ずかしい行為では、効果なんて期待する方が無理か?
まあ、遊び遊び・・・
つい先日のこと。
いつものように、会社から家路へと高速を走らせていると、インターから1台の黒いポルシェが合流してきた。
「ポルシェか・・・」
別に飛ばして合流するそぶりも無かったので、そんな感じで、そのまま後方に過ぎ去っていくのを見ていた。
いつものペースで、法定速度+αで、トラックや遅い車を、すり抜けて走っている。
当然、怖いのは覆面。常に、背後には気をつけている。
かなり後方まで、そう1Kmくらいは車両はいない状態。
ぽつんと1台いたトラックを抜いていた時、後方でヘッドライトが見えた。
その次の瞬間、
「ビカッ!!」
っと、ヘッドライトの光が!!
「???」
何が起きたかわからない私。
とりあえず、前にいたトラックを全開で抜き、車を走行車線に寄せる。
すると
「シュゴッ」
っと、本当に一瞬で黒いポルシェが消え去って行った。
消え去る中で、黒く輝くウィングと”GT2”の文字・・・。
一瞬にして、詰め寄ってきた速度。
私を抜き去る時の、法定速度+αからのあの加速力・・・。
ポルシェGT2・・・。
次元が違う・・・。
愛車のスイフトスポーツを、プチ整形してみた。
フロントグリルの「S」マークエンブレムを、メッキから赤に塗装したのだ。
こんな感じになりました。
アップにすると
こんな感じ。
基本的に、メッキ系の外装が嫌いなので、前から何とかしたいと考えていたのだが、先日はがれかけていたのを発見。
思い切って、塗装する事にしたのだ。
本当は、車用の塗料がベストなのだろうが、お金をかけずに、手元にあった赤スプレーで、何度もふいたのみ。表面にクリアもふいていない。
それゆえ、すぐにはがれるかも・・・。
こんな感じ。実は表面を良く見ると気泡がある・・・。
まあ、素人のDIY。しかたない。
完成したところで、娘に見せたら、
「天狗さん!!」
だそうだ。
季節的には、「赤鼻のトナカイ」なのだが・・・。
その昔、愛車の、スイフトスポーツのレゾネータを外したことを書いた。
半年くらい、外したままにしていたが、夏場になったので、元に戻していた。
何しろ、単に外しただけなので、フレッシュエアーが入ってこない。
つまり、エンジンルーム内の暖められた空気を吸ってしまう。
吸気温を下げる(正確には上げない)のは、基本中の基本。
ノーマルの場合、ボンネット先端から、空気を取り入れている。
それゆえ、元に戻したのだ。
しかし、ある日、近所のホームセンターで、良い物を見つけた。
空調配管用の、アルミ製の蛇腹パイプ。
これを見て、
「エアダクトに使えないか?」
と、ムラムラと、改造心が沸いてしまった。
C級エンジニアの悪いクセだ。
ノーマルでは満足できず、色々とカスタマイズしてしまう。
A級エンジニアなら、もっと、理論武装して、設計計算などを行い、改造すべきか、ノーマルのままが良いか、判断するのであろう。
と、話を戻して・・・。
まずは、レゾネータ周りをごっそりと取り去る。
すると、こんな状態になる。
そして、ホームセンターで購入した、アルミの蛇腹パイプで、接続する。
エアクリBOX部分は、金属バンドで固定。
エアインテーク部分は、はめ込みのみ。
パイプ径がかなり違うので、あえて固定せず、はめ込むのみとしてみた。
アルミなので、固定は簡単に出来るから・・・。
でも、元に戻す、つまりパイプを広げるのは大変なので・・・。
で、これで、試乗してみた。
前回の、単にレゾネータを外した時との違いは、
・吸気音があまり聞こえない。
(多分、ボンネット付近では音がしているだろうが、室内までは聞こえない)
・低速トルクがあまり細くなった気がしない。
・レスポンスが変わった。
踏むと、立ち上がりは早く
抜くと、一瞬、ためらって、その後、一気に落ちる。
この、レスポンスの変化が気に入った。
シフトダウン時に、エンジンの回転をあわせやすくなった。
ブレーキを踏みつつ、カカトで、アクセルをあおると、
「ポン」
と一気に立ち上がり、
「??」
とためらい、
「カコン」
と落ちてくる。
その間にクラッチをつなぐのだ・・・。
元々、ノーマルのままだと、ちょっと、回転の落ちが早く、私とはタイミングが合わなかったのだが、今は、気持ちよいくらい、私のタイミングにあう。
高速域での特性変化は、明日から通勤で、試してみる事に。
燃費も、しばらく走って見ないとわからない。
さて、どうなる事か。
もう、ところどころで、雪の便りが聞こえてくる。
あぁ~。嫌な季節だ。
寒い・・・。
いや。正確に言えば、
スノボをしていた時には、大好きな季節だったのだが、スノボをリタイヤしてからは、嫌な季節になってしまった。
さて、そんなわけで、タイヤを、夏タイヤから冬タイヤに交換した。
”夏タイヤ”、”冬タイヤ”、という言葉自体、雪に縁の無い人は、ピンと来ないかも知れないが、いわゆる、”普通のタイヤ”と”スタッドレスタイヤ”のこと。
うちには、2台、車があるので、交換は8本。
もう、免許を取って車に乗り始めて約20年。
交換自体は手馴れたもの。
何ら問題ない。
問題は、私の体力。
さすがに、8本はきつい・・・。
レンチだけは、クロスレンチを用意してあるが、後は、車の付属品。
その昔、油圧ジャッキを試してみた事があるが、うまく当てないと、凹んでしまうし、結構あれって位置あわせが面倒くさい・・・。
と言うわけで、車載のジャッキを使用している。
交換時にタイヤを確認したが、スタッドレスのゴムがかなり硬化している。
今シーズンが最後だろう・・・。
何しろ、スタッドレスは、山が残っていても、ゴムの劣化で、滑りに対する効きが違う。
タイヤ交換の不要な、暖かい地方の人がうらやましい。
今朝、新聞を見て驚いた。
”ノリックこと阿部典史が、交通事故で死亡”
何故? なんで? どうして?
地方紙ゆえ、詳細が載っていない。
あわててネットで調べて見た。
詳細はわからないが、どうも、Uターン中のトラックに突っ込んでしまったらしい。
乗っていたのは、500ccのスクーターらしいから、TMAXだろう。
しかし、あれほどのライダーでもよけられないって・・・。
公道は、やっぱり怖い・・・って事か・・・。
ノリックも、公道で、しかもスクーターじゃ、悔しいだろう・・・。
あの、バレンティーノ・ロッシも、ノリックの走りを見て、自分のことを
「ロッシフミ」
と呼んでいたのは有名な話。
そのくらい衝撃的な走りだったということだ。
コーナのアプローチで、大きく上体を起こす、他のライダーとはちょっと異質のスタイルは、いまだに目に焼きついている。
また、ロンハスラムばりの、ロケットスタートも、思い出す。
予選グリッドは後ろでも、1コーナ時点では、かなり前に出ているのだ。
その後が、続かないのは、御愛嬌。
どういうわけか、良いところで、コケてしまうのも御愛嬌。
日本GPで優勝。
YAMAHAワークス入り。
その後は、サテライトながら、ダンティーンで参戦。
結構よい走りをするも、結果につながらず・・・。
最近は、開発ライダー兼務で、スポット参戦していたが・・・。
いつか必ず、フル参戦する事を願っていた私。
しかし、天才は短命と言うが、本当みたいだ。
加藤大治郎も短命だった。
2003年の鈴鹿でクラッシュ。
そこで帰らぬ人に・・・。
250ccでは、中野真矢、オリビエ・ジャック、原田哲也、などと激しいバトルを繰り広げ、また、500ccにステップアップしても、その才能を見せつけた。
これから・・・と言う時に・・・。
それにしても、何で、ノリックが・・・。
朝から、夫婦で凹んでいる。
(うちの妻も、ノリックの死に衝撃を隠せないでいる)
気が付くと、デスクトップの背景を、ノリックにしている私・・・。
決してノリックの走りは忘れないし、忘れられない。
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