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2016年5月16日 (月)

Deepな大阪探検 その2

その1で、ある場所へ行ったことを書いた。

実は、もう一箇所、Deepな場所に行った。
そこも、仕事をしている、大阪の方から
「大阪でも、ここへは行ってはダメだよ」
と、釘をさされた場所のひとつである。

もっとも、別の意味で、
「行ってはイケナイ」
のであるが・・・。

Map_2

ホテルから、ちょっと歩くと、その場所 「飛田新地」がある。
男性なら、誰でも少しは興味があると思う。

町並みは、昭和というか、大正というか、とにかく風情のある感じ。
映画か、ジブリのアニメにでも出てきそうな雰囲気。

Img4


大きな違いは、
・玄関先に必ず、「オバサン」がいること。
・その奥には必ず、「若い女性」がいること。

Img5

こんな感じ。
ちなみに、ここに載せている写真も自分で撮影したものではありません。
ここでも、カメラを出したら、フルボッコにされるそうです。
怖くて、とても試す勇気はありませんでした。

さて、街を歩くと、こういったお店(?)ばかりが、数m間隔で並んでいます。

で、玄関先のオバサンから、
「ニーチャン。いい娘だよ〜。 」
「見てってや〜。」
と声をかけられます。

小心者の私は、そんなこと言われると、余計に見ることができません。
でも、数m歩くたびに、声をかけられるので、慣れてきます。
思い切って、声をかけられる度に、奥をのぞいて見ました。
 当然、玄関先のオバサンには興味が無いので、奥だけをみます。

すると、
どの女性も、みんなキレイ!!
キレイすぎる!!

女優の***に似ている娘
アイドルの***似ている娘
誰にも似ていないけど、とにかく可愛い娘

ばかりなのです。
なんでこんなに可愛い娘がたくさんいるの? という疑問を抱きつつも進む。
当然、アチコチで声をかけられるが、顔を見るだけで十分。
あんな可愛い娘が、私を、満面の笑みで見返してくれるのですから。

しばらく歩くと、ココロも落ち着き、冷静に周囲を見れるように。
すると、結構、5人程度の団体で来ていることに気がつく。

玄関先のオバサンも、団体には声をかけない。
どうやら、団体は、「冷やかし」の観光客のようだ。
多くても2〜3人くらいなら、「その気」の客であるが、大勢は、「冷やかし」らしい。
見ていても、少数派は、中に入っていくが、団体はそのまま駅に戻っていく。
オバサン達は、それをわかっていて、無駄なことはしないみたい・・・。

あと、女性の姿は見ることができない。
全くといって良いほど、妙齢の女性はいない。
まあ、当然といえば、当然のことではあるが。


で、私がどうしたのか って?
当然、小心者の私は、団体と同じで、通りから見るだけで、ホテルに戻ることに。
もう少し、踏み出す勇気(?)とお金があれば・・・と。


確かに、ここも、ある意味で、
「行ってはイケナイ」
ところでした。

Deepな大阪探検 その1

ものすごく、久しぶりに、ブログを更新する。
何年ぶりだろう。

今回、ブログを更新する気になったのは、とても貴重な経験をしたので、まさしく、ブログ本来の意味である、「日記」としてどこかに記録を残しておきたい という気持ちが高まったから。
 
今、大阪の方とお仕事をしている。
その方から、
「大阪でも、ここへは行ってはダメだよ」
と、釘をさされた場所がある。
 
ダメ と言われると、行って見たくなるのが人情というもの。
つい、行ってしまった。
どこへ行ったかは、地図から推測して。

Map


話はさかのぼって、行く前のこと。
 
たまたま、出張先のホテルが、西成区。
しかも、仕事終わりが、深夜というか早朝。

食事もしていないため、コンビニを探し、「動物園前駅」前へ。
微妙に視線が気になる・・・。
あと、わずかではあるが、「香ばしい」匂いが・・・。
嫌な予感がして、買い物を済ませて、ホテルへ逃げ帰った。

翌日、調べてみると、
「行ってはダメ」
な場所の近くだった。

夜はさすがに怖いので、昼間なら平気だろうと、好奇心から探検に出かけることに。

ホテルから歩いて数分で、先の「動物園前」駅に到着。
まずは、ココロの準備も兼ねて、
「動物園前一番街商店街」
という、アーケードをくぐる。

Map2

なんともレトロな感じで、
「このくらいなら、地方都市にはあるな〜」
と思いつつ、先へと進む。

平成になって、28年にもなるのに、まだ昭和を残している。
建物の雰囲気だけではなく、商店街に並んでいる品物のお値段も、時代を忘れたのごとく、とても安い。
もっとも、並んでいる品物も、昭和のモノ? と思うような感じであるが・・・。

さらに、先に進んで、いよいよ、目的の場所に向かう。

ドンドンと、昨日感じた、あの嫌な予感と、「香ばしい」匂いが強くなってくる。

「ヤバイか?」
と、思いつつも、好奇心から、
「昼間なら大丈夫だろう」
と、ドンドンと先に進むと・・・

いきなり、大声で叫んでいる方々が目の前に現れる。
「ヤバイ!!」
と、思ったが、少なくとも、こちらを見てはいるものの、視線が定まっていない。
何を言っているのかも、全く分からないが、向かってくる気配は無いので、先に進む。

ますます、そういった方々が増えてくる。
酔っ払っているのか? K原のように、良くない薬でもやっているのか?
よくわからないが、周囲を警戒しながら、
「私は、タダの通りすがりですよ〜」
という顔をして、足を進める。

すると、なんとも立派なビルを発見。

Img_0
 
「西成警察署」
四方をフェンスで囲み、要塞のごとくそびえている。

これじゃ、「西部警察」でしょ?
という感じ。
 
フェンスには、
「立ち小*禁止」、「立ち小*は軽犯罪法違反です」
の張り紙が。

「やはり、このくらいにしないと、ここでは、警察とは言えキツイのか・・・」
と、妙な感心をしながら進むと・・・
警察署の隣には公園があり、そこで炊き出しを行っていた。

警察署の隣に公園? という疑問と、警察署の隣で炊き出し? という疑問が残るが、まあ、それはスルーして、先に進む。

ますます、例の、「香ばしい」匂いは強くなる。
まるで、「動物園」だ。
ここまで書けば、何の匂いかは、わかると思うが、そのとおり。
アチコチで、そういう行為をしている人を見かける。

かなり歩いて、新今宮の駅前の大通りに向かう。
と、先ほどよりも、人が増えてくる。
何があるの? と思っていたら、
「ハローワーク」、「病院」などの複合施設があった。
「あいりん労働福祉センター」というらしい。

Imp1

Img2

ちなみに、ここに載せている写真は、私が撮影したものではありません。
ネットから拾って貼り付けてあリます。
とても、撮影できる雰囲気ではありませんした。

あとで聞いたら、
「写真なんか撮ったら、フルボッコにされる」
とのこと・・・良かった。

みなさん、思い思いの格好で、寝たり、喋ったり、倒れたり(!)している。
当然、壁際や側溝は、小*のたまり場。

「昼間だから行けたが、夜はとても怖くて行けない・・・かな?」
「夜のローザンヌと、似たようなモノかな?・・・」
と、変な感想を抱きつつ、ホテルへ戻ることに。


ちなみに、ローザンヌの夜は、かなり危険です。
悪い薬を売(打)っている、人達がいます。
私も、夜歩いていて、そういった人達から、何とか逃げて帰ったことがありました。
また、街角には、こんなゴミ箱もあります。

Img3

この写真は私が以前ローザンヌに行った時に撮影したものです。
これは、薬を使ったあとの注射器を捨てるゴミ箱です。
その辺に捨てたり、使い回しして、悪い病気が伝染るくらいなら、専用のゴミ箱を用意するから、そこへ捨てて ということらしいです。


話はそれましたが、やはり、普通の感覚では、
「行ってはイケナイ」ところでした。

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