住宅購入 その4
住宅購入 その4
銀行に行き、融資の申し込みと、取引用の会議室を借りた。
会議室は、簡単に借りることができた。
やはり、銀行にとっては普通のことのようである。
問題だったのは、融資のほう。
何が問題だったかというと、中古物件の購入に対しては、様々なハードルがあるということ。
色々なローン商品があるが、いずれも新築を前提にしている。
それらは、金利が低かったり、色々な特約が付けられたりするが、中古物件の場合、適用外だったり、金利が高かったりで、売り物の商品は使えなかった。
結局、新築もリフォームでも、住宅関連の資金であれば使い道は規定しないという、ごく一般的な住宅ローンで対応することにした。
この日は、申し込みを行い、後は審査を待つことに。
翌日以降は、審査を待つと同時に、様々な書類を取り寄せる作業を行った。
この書類が、”なんでこんなに必要? ”というくらい、色々な書類を集めた。
印鑑証明、住民票、健康診断書、登記書、他にも色々。
年収の何倍も借りるならともかく、私のように、わずかな額でも、こんなに大変とは・・・。
まあ、そう思っているのは、銀行の担当者だろうな。
融資の申し込みから、約2週間後。
色々と、担当者と私の間で意思疎通がはかれず、お互いにムカつくこともあったが、なんとか、融資の話もまとまった。
最初に不動産屋に電話してから、約2か月後。
銀行の会議室で、取引や、様々な契約を行った。
今回購入する土地は、3筆に分かれていて、それぞれに登記をする必要があった。
しかも、私と妻の両者に持ち分があるため、結構面倒くさい。
まあ、面倒くさいのは、行政書士さんだけど。
ちなみに、住所はひとつだが、地番を書けと言われたら、何を書けばよいのだろうか?
そんなことを考えながら、淡々と事務処理は続く。
大きな額の取引であるにもかかわらず、振り込み依頼書を記入するだけなので、何の実感もない。
ただ、金額欄のゼロの数が多いな・・・と感じるくらい。
出来れば、現金の束を渡してみたいな・・・。
そんな仮想的な感覚のまま、手続き終了。
とりあえず、これで、この物件は私の物になった。
続く。
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