’08.12.29
わかりにくいと言われて、タイトルをちょっと訂正しました。
久しぶりに、家事というか、生活のネタ。
皆さんは、風呂の残り湯をどのように利用しているだろうか?
一般的には、洗濯、水まき、掃除などに使う事が多いと思う。
我が家も、洗濯と掃除に使っているが、それ以外に、水洗トイレにも使っている。
? 用をした後で、バケツで流す ?
とんでもない。
もっと、スマート(?)な方法でやっている。
その方法は、風呂の残り湯をロータンクに移して、普通の水洗と同様に流す。
でも、どうやって、ロータンクに移すの?
私が名付けた、
風呂水節水用トイレロータンク給水装置
「踏むんだジョー」
を使用中。

このような、足踏みポンプと、ポリタンクをつなぎ合わせた物。
使い方は、きわめて簡単。
1)まずは、ポリタンクに残り湯をためる。
これは、洗濯用の風呂水ポンプを用いてもOK。手桶とじょうろで移してもOK。
2)足踏みポンプを踏むで空気を入れる。
とにかく、タンクに空気を入れて、内部の圧力を高める。
3)水を出す。
タンクの内部圧力が高まると、エアポットと同じ原理で、吐出ホースから水が出る。
4)適量になるまで、続ける。
ロータンク内に水が適量たまるまで、上記の過程を続ける。
ロータンクが満タンになると、水道水の給水が止まるのでわかる。
設置方法は、トイレの脇に置くのみ。こんな感じ。

吐出パイプを入れるために、ロータンクの蓋の下に、ちょっと、ウレタンを挟んで、半開きにしている。見た目が悪いが仕方ない。

で、写真には写っていないが、ポリタンクの下に雑誌などを置いて、少々高くしておくと、足踏みポンプの踏み方が楽になる。特に、ポリタンク内の残り水が少なくなった時などは、効果が大きい。
それと、もう一つポイントは、ロータンクへの給水バルブを、絞っておくこと。
絞るだけで、決して止めてはいけない。
絞らないと、「踏むんだジョー」で給水している間もなく、水道水でロータンクが満タンになってしまう。
でも止めてしまうと、ロータンクが満タンになった事がわからなくなってしまう。
さらに、「踏むんだジョー」で入れた風呂水だけだと、若干バイキンの繁殖も心配だが、水道水には、塩素が入っているので、消毒というか、水が腐るのを防止できる。
もちろん、時間がなくて「踏むんだジョー」を踏めない時は、そのままにしておいても問題が無いようにという、保険の意味もある。
なお、我が家のロータンクは、13L型だと思うが、それでもポリタンク1個で、大の約2〜3回分は持つ。結構節約できるのだ。
じゃあ、風呂の残り湯以外もOKじゃない?
例えば、雨水をためたりすれば、もっとエコじゃん!!
と考えたくもなるが、実は出来ない。
下水道の利用規約に、「上水道以外の水を流す事を禁じる」といった内容の記載があるから。
下水道の利用料金は、上水道の利用料から算出するので、このようになるのだ。
でも、地域によってはOKの所もあるかもしれないので、ご利用の時には、十分ご確認を。
次回は、「踏むんだジョー」の作り方を。